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過去旅を振り返る。| 2019年 フランス 〜ソムリエと行く、ワインの生産地をめぐるツアー〜【ダイジェスト】

こんにちは。

旅行が大好きです。
気の赴くまま一人旅もいいし、複数人でキャッキャできる旅もいい。

…のですが、憎っくきコロナですよ!!!!!

しかし、仕方がない。健康第一!
日々の楽しみ方を工夫しなければ。

そこで、おうちでまったりと過去訪れた旅先での写真を見返していたのですが、意外にもそれだけで楽しく。
記録として写真を撮るのが好きなので、けっこう見応えがあるのです。

せっかくなので、よみがえる当時の思い出と一緒に、少しずつ振り返ってみることにしました。
そしてもう一度行ったかのような気分に浸る。妄想旅行です。

第一弾は、2019年に訪れたフランスです!
(あまりにも盛りだくさんの内容だったので、いくつかに記事を分けようと思います。この記事では、旅の概要や全体通しての印象などまとめます)

2019年6月 フランスツアー【概要】

〈画像引用:る ゔぁん しるぶぷれーより〉

昨年2019年、地元のワイン好きの方たちと行ったフランス。
行きつけのワインバーのソムリエさんとともに白ワインの産地を中心にめぐり、ワイナリー見学や観光を楽しむ、という企画でした。

皆さん海外慣れしている方ばかりでしたし、フランスに留学経験のあるソムリエさんが先導してくださったので、色々とスムーズで濃密な体験ができました。
参加者が7〜8人ほどだったので、ホテルではなくアパルトマンを借りておしゃれな部屋に格安で泊まることができたのもすごくよかった!
基本的にはまとまって行動していましたが、特に制限などなく、自由にバラけてそれぞれが行きたいところに行ける身軽さを持っていたこともありがたかったなぁ。

7泊8日でシャルル・ド・ゴール空港からTGV(テジェヴェ:高速列車。フランスの新幹線)でシャンパーニュ、アルザス、パリへと移動。
6月中旬で気候もよく、過ごしやすかったです。

以下、訪れた地方をサクッとご紹介し、詳細は別記事に。

今ツアー参加者8人中3人が「地球の歩き方」を携帯していました。電子じゃなく本を。
ガイドブックとして信頼性が高すぎる。
私も帰国後買いました…妄想旅行が捗ります♥

世界遺産とシャンパンの街!シャンパーニュ地方の中心都市ランス(Reims)

シャンパーニュ地方はフランスの中でも最北のワイン生産地。

世界的に人気の高い発泡酒「シャンパン(シャンパーニュ)」は、シャンパーニュ地方でつくられるスパークリングワインのことのみを指します。

そのシャンパーニュ地方を代表する中心都市が、ランス(Reims)です。
歴代のフランス国王が戴冠式を行ったとして知られる、歴史ある街。
ノートルダム大聖堂を始め、世界遺産に登録された建物も街中に数多く残っています。

派手派手しくなく、全体的に上品で落ち着いた雰囲気でした。
個人的イメージカラーは、サンドベージュ。

ランス駅
ノートルダム大聖堂
ノートルダム大聖堂内部
噴水が素敵!

ランスのシャンパン会社セラー見学

ランスを拠点とする有名シャンパン会社がたくさんあります。
この旅では、以下3社のセラーを見学しました。
・テタンジェ社 Taittinger
・ポメリー社 Pommery
・マム社 Mumm

テタンジェ社
ポメリー社
マム社

フランスとドイツが混ざり合う。絵本のような可愛い村が点在するアルザス地方

ランスを後にし、フランス北東部のアルザス地方へ移動。

ドイツとの国境に接しており、長きにわたりドイツとフランスに代わる代わる統治されてきたため、ドイツ文化を色濃く反映している地域です。
山や川に囲まれ、街並みや建物のつくりなどに独特の個性があります。窓辺をお花で飾る、という文化が素敵。

中心都市であるストラスブールは近代性と古き良き文化が融合した雰囲気。
「フランスの最も美しい村協会」に属する村々が点在する、なんとも魅力的な土地です。

食事やワインにおいてもドイツの影響が強く、独自路線が魅力。
白ワイン単一(同じ種類のぶどうだけ)の白ワインが主流。

主要都市 ストラスブール(Strasbourg)

ストラスブール駅
イル川
夜のストラスブール大聖堂
ぶどう畑も見学しました

アルザスの、おとぎ話のようにかわいい村々

一日で3つの村をまわりました。(コルマールは町、かな?)
ファンタジーかと思うほどに可愛すぎて!!パステルカラーと窓辺のお花と木組みが最高。

エギスハイム(Eguisheim)

リクヴィル(Riquewihr)

コルマール(Colmar)


洗練されたフランスの首都。様々な芸術の世界的中心地、花の都パリ(Paris)

ご説明するまでもない、世界的大都市、パリ!
アート、ファッション、グルメ……あらゆるカルチャーの粋が集まる、流行最先端の土地。

街中どこを切り取っても洗練されていて、とにかくおしゃれ。
ただ、やはり都会なので治安は一番悪かったです…(しっかりと警戒心を持っていれば大丈夫かと)

また、パリを訪れた6月21日は、年に一度の音楽祭「Fête de la musique(フェット・ド・ラミュージック)」。
毎年夏至の日に、街をあげて開催されるそう。
ジャンルもプロアマも問わず。
通り、公園、広場など、街のそこここでカジュアルに演奏とギャラリーが。
老若男女が一晩中お祭り騒ぎ。なんて素敵なのでしょうか!楽しかったなぁ!

オペラ・ガルニエ内部
夜のルーヴル美術館
バカラ美術館
サクレクール寺院
アトリエ=デ=リュミエールのゴッホ展
おしゃれなお店がたくさん!

おしゃれでハイセンスなアパルトマンに泊まる

ランス3泊、ストラスブール2泊、パリで2泊。
それぞれアパルトマンに泊まりましたが、これがすごく楽しかった!
大人数だから、一人あたりの負担が安い!素晴らしい!!

どのアパルトマンもめちゃくちゃおしゃれでした!
(パリのアパルトマンは写真を撮り忘れてしまいました…)

激しく憧れるー!こんなおうちに住みたいよー!!

ランスで滞在したアパルトマン。赤色が基調に。
ストラスブールで滞在したアパルトマン。ポップでスタイリッシュ!

朝市とブーランジェリーで理想の朝食を

朝市で、新鮮な野菜やフルーツやチーズを。
ブーランジェリーでパンを買って、キッチンで調理して皆で食べる。

なんだこのおしゃれな生活…
ここに住まう方たちには、これが普通の日常なのか…心からうらやましい!!

毎日、毎食、美食に溺れる。

参加者全員、とにかくおいしいものが好きで、お酒も強い。毎日美食三昧でした。
食に興味のある方しかいないので、食事内容でもめたりすることもなく、多人数でいろいろシェアできたのもうれしい!

挨拶と手助けが当たり前に溶け込んだ、やさしくてご機嫌な日々

フランスの皆さん、街のそこここで「Bonjour(ボンジュール)」とか「Bonsoir(ボンソワール)」とか、あちらから笑顔で挨拶してくださるのですよね…もちろんナンパだとか営業などではなく。

これめちゃくちゃ素敵だなぁと思いました!
道ですれ違うだけの赤の他人に微笑んで挨拶してくださるだなんて。
(パリは都会なのでそういったことは少なかったかな…ランスが一番多かった気がします)

すごくうれしくなってしまって、こちらもにこやかにお返し。
慣れてきたらこちらからもご挨拶できるように。

また、列車内での荷物の上げ下ろしなど、皆さんすぐに手伝ってくださいます!
TGVでもバスでも街中でも、車椅子やベビーカーなどの方がいらしたら、そこに居合わせた方がすぐに動いて手を貸してくださるのです。
それが仰々しく「人助け!」というような感じでもなく、ごく自然。
素晴らしすぎる…!

列車のつくりなどにもバリアフリー、ユニバーサルデザインの視点が行き届いており、これが当たり前に生活に馴染んでいることがすごいよなぁ、と感嘆。やさしいなぁ。

これらの習慣が素敵すぎて、毎日とっても上機嫌で過ごせました!
日本でもこうならいいなと思うのですが、なかなか難しいのかな…
(日本には日本の良さもあるのですけれど)

まとめ:とにかくフォトジェニックなフランス!若返った!!

思い出も写真の量も膨大すぎて、ダイジェストにするのも難しいほど盛りだくさんの旅でした。

地域によって個性が全く違って、すごくよかった。
パリは2回目でしたが、何度行っても新鮮なんだろうな。

毎日激しく飲み食いしていたのに、体調も体重も絶好調。
歩き回って刺激を受けて、若返りました。

そして、現地の皆さん、老若男女問わず笑顔が素敵でおしゃれ!
「年齢を重ねても、自分が好きな綺麗な色の服をずっと着よう!」と思いました。

振り返っていると、当時の空気や体験や感じたことが鮮やかによみがえってすごく楽しい!!また行きたいな。

とにかく写真がたくさんあるので、また後日
ワインセラー見学や、アート、グルメ、アパルトマンなど、
テーマごとに別記事にまとめていきたいと思います。

以上です!読んでいただきありがとうございます!!

〈おわり〉