【二日酔い対策】酒豪のたしなみ。 | ハーブの薬酒や和らぎ水で、美しくお酒を飲みたい

こんにちは。

お酒が好きです。
大好きですが、飲んだくれて潰れたり、人に迷惑をかけるような酔っ払い方はしたくない。(過去の失態は忘れたい…!)

たくさんの人の手を介して自分の元に届いたお酒。
ちゃんと味わって、おいしく綺麗にいただきたい!
身体にもダメージを与えたくない!

そのために自分が気をつけていることを記しておこうと思います。

悪酔い・二日酔い回避のための素敵な作法とアイテム

薬酒/健康酒をたしなむ

まずは、以前書いたオーセンティックバーでの記事で少し触れたハーブリキュールについて。

怒涛のひとりウイスキーストレート祭。
そのラストにマスターが出してくださったのが上の写真、
「UNICUM(ウニクム)」と「jagermeister(イエーガーマイスター)」というハーブリキュールを使ったカクテルでした。

めちゃくちゃ効果てきめんで翌日の目覚めが最高だったので、リキュールを置かれているバーに行かれた際には是非おすすめしたいです!

ウニクム/UNICUM

ハンガリーで広く親しまれる、国民的な薬酒。
日本で言うところの養命酒のようなイメージ。
お酒というより「薬の代用品」としての面が強いようです。

40種類以上の天然ハーブとスパイスが使われており、味は複雑でやや苦味あり。

そのレシピは門外不出で、ウニクム誕生時から200年以上、一切変わっていないそう。すごい!!

誕生の経緯としては、1790年に、胃腸の弱かった皇帝のために典医が調合したのが始まり。
当初は貴族しか口にできないほど高価なものだったが、次第に市場に出回り、今ではハンガリーではどこででも見かけられるようになったとか。

お酒を飲みすぎた後や、二日酔いの朝に冷やしてショットで飲むのが一般的だそうです。

(参考出典:「ippin」より)

イエーガーマイスター/jagermeister

ドイツ生まれの薬酒。
56種類の生薬やフルーツ、スパイスから成り、
こちらも先述のウニクム同様、ドイツでは一般家庭でも体の調子を整えるため飲むようなポピュラーなものだそう。

日本ではあまり馴染みがありませんが、海外ではパーティードリンクの定番銘柄として愛されているそうです。

(参考出典:「nomooo」より)

私はこの2種しか飲んだことがないのですが、バーで知って以来とても気になる薬酒という存在。

「え、体を温めてくれたり、整腸や気付けなどの効能もあって、しかも二日酔い予防までしてくれるってすごすぎへん…??
お酒やのに…?めっちゃときめく……!」
とバーのカウンターで至極感動しておりました。

他の薬酒も調べてみたいなー。

とにかくお水を。和らぎ水/チェイサー

和らぎ(やわらぎ)水とは、日本酒を飲む時、いっしょに飲む水のこと。
洋酒のチェイサーと同じ役割ですね。

日本酒、ワイン、ウイスキー、焼酎……何を飲むにしても、お水は必須。

・飲み過ぎ、深酒防止
・脱水症状の予防
・胃を守り、身体の負担を和らげる
・口の中をリフレッシュして、一口ひとくち、お酒をより深く味わえる
などの素敵効果があります。

合間合間にしっかりお水を飲んで、楽しくおいしくお酒と向き合えることが理想の酒飲みの姿勢!

※日本酒の場合、そのお酒をつくる時に使用した「仕込み水」を和らぎ水として出してくださるお店もたまにあります。
日本酒にはそのお水の個性も反映されているので、こういったサービスがあるととても粋だなぁと思います。

姿勢。背筋を正す

お酒を飲む飲まないに関わらずですが、歩くときにも座るときにも姿勢には気をつけています。
背筋をのばして食事を摂っていると、自分の体感として、食べ過ぎたり変な酔っ払い方はしないように思います。

何らかの美意識が働いているのかしら。

お店の方や隣り合わせた方からも「姿勢いいですね〜」と言われることが多いです。自分のエゴでもあるけれど。
へべれけになるとどうでもよくなってしまうのですが…やはり意識が大切やな。

ハイチオールC

お酒好きの知り合いの方に教えていただきました。
医薬品の中で唯一効能として「二日酔い」と表示のある薬、それこそがハイチオールCであると!

シミ・そばかす・日焼け…といった効能の中に輝く「二日酔い」の表記。
美容目的で服用するお薬だと思っていたので、知った時にはとても驚きました。

ハイチオールCに配合された「L-システイン」というアミノ酸成分が、二日酔いの原因物質アセトアルデヒドを体内で分解してくれるそう。

シミをケアしながら二日酔いにも効果があるだなんて、なんと優秀!ありがたや。(私にはちょっとお高いので常用してはいませんが)

ということで、
お酒を飲む予定のある日は小さいサイズ(60錠)のビンを携帯して、
飲む前に2錠。
飲んだ後にも2錠。
翌朝にだるさがあったらまた2錠、と服用するようにしています。

※成人の1日の服用量は1日3回、6錠です。
服用される際には必ず用法・容量をご確認ください。

ちなみに、効能欄に「二日酔い」という表記を入れるには莫大な費用と手間がかかるため、ハイチオールC以外の医薬品は申請を行っていないのだとか。

あっぱれ、エスエス製薬。

りんご!りんご!!

なぜだかわかりませんが、お酒を飲み過ぎてしまった翌朝は、やたらりんごが食べたくなるのです…

私だけかな?と思い調べてみると、

・「ビタミンC」がアセトアルデヒドの分解を促進
・「果糖」の補給が低血糖状態を改善
・「リンゴポリフェノール」が酒臭い息を爽やかに

など、りんごには二日酔いに効果的な成分がたくさん含まれているそうなのです!

つまりは「身体が二日酔いの症状を和らげるために摂取すべき食べ物を脳に知らせてくれている」ということ。
人間の身体ってよくできているなぁ…と感心します。
(何が食べたくなるかは人によるかもしれませんが)

我が家の冷蔵庫にはだいたいりんごジュースを常備してあります。

労らなくては。
ありがとう、私の身体!!大事にするからね!!

まとめ

私がお酒をいただく際に気をつけていることや、お世話になっているアイテムなどまとめてみました。

まとめているうちに、さらに薬酒に興味が出てきた…
おうち用にハーブリキュール買おうかなぁ…薬酒というものに対してなんだか異様にときめくのですよね…
ロマンを感じる……なんなのこの気持ち……

今後も綺麗にお酒を楽しむために、いろいろと意識していこうと思います!

以上です。読んでくださりありがとうございました!

〈おわり〉