妊娠・出産

コロナ禍・緊急事態宣言下での妊娠と出産【大阪 天王寺エリアの産院選び②〜日赤/バルナバ 比較】

こんにちは。

先日公開した産院選びの記事の続きです。

コロナ禍・緊急事態宣言下での妊娠と出産【大阪 天王寺エリアの産院選び】2021年、大阪。 コロナ蔓延により緊急事態宣言が出る中での妊娠生活について。 どこで出産しようか迷いに迷って、なんとか決断しました。まだ迷いもあるけれど、一先ずまとめ。...

迷いに迷い、大阪 天王寺エリアの数ある分娩施設から「大阪赤十字病院」「聖バルナバ病院」の2つに選択肢を絞りました。
迷走しまくりどちらの病院にも実際に診察を受けに行ったので、そちらを踏まえた感想やそれぞれの特徴などをまとめ、比較してみたいと思います。

あくまで私が調べた範囲内での情報なので、参考程度にお願いいたします!

コロナ禍・緊急事態宣言下ということもあり、その時々で各施設のサービスや対応が変更になっていることもありますので、詳しくはご自身にて直接お問い合わせください。

「大阪赤十字病院」「聖バルナバ病院」各院の特徴・比較

大阪赤十字病院

大阪赤十字病院(おおさかせきじゅうじびょういん)は、日本赤十字社大阪府支部が設置する大阪市天王寺区にある病院

救命救急センターを有し、地域周産期母子医療センターに指定された三次救急医療機関である。大規模災害発生時には、災害派遣医療チーム(DMAT)を全国各地に出動させる大阪DMATの指定医療機関でもある。集中治療室(ICU)・心臓血管疾患集中治療室(CCU) 12床、新生児特定集中治療室(NICU)・新生児治療回復室(GCU)12床、脳卒中集中治療室(SCU)3床を備える。

wikipediaより引用

各線鶴橋駅、近鉄大阪上本町駅、地下鉄谷町九丁目駅が最寄り駅。
写真の通り、とても大きな総合病院です。

診察を受けての感想

一度診察で伺いましたが、院内も広々、綺麗。
お医者さんも看護師さん、助産師さんも皆さん感じが良かったです。

ただ、電話で分娩予約可能かを問い合わせた際に
「今週中に診察を受けに来てもらわないとベッドが確保できるかどうかわからない。この電話で確実に用意できるというお約束はできない」というご返事だったので慌てて診察に行きましたが、診察当日は「あ、全然空いてるので大丈夫ですよ〜」と言われ「ん???」となりました…

また、助産師さんがいろんな説明をしてくださったけれど「コロナで緊急事態」ということであまり新規分娩予約を歓迎している、という雰囲気ではなかったかな〜という印象。
「この状況下なので、立ち会い・面会など色々制限がありこちらとしてもちょっと申し訳ない状況なんですけど…近所の別の産院なら立ち会い受け入れられてますよ」とやんわりそちらを勧められた感じ。

コロナ患者の受け入れもされている大きな病院なので、スタッフさん側も色々大変なんだろうなぁ…

産院として選ぶ際のメリット、デメリット

私が実際に病院でお話を伺った上で、「いいな」と思った点と「う〜ん…」となった点はそれぞれ以下の通り。

といったところででしょうか。

「立ち会い禁止」が非常に残念ではあるのですが、その他の面ではやはり総合病院は心強いなぁと。
連携体制や設備が整っていると、安心してお産に臨めそうだなと思いました。

聖バルナバ病院

公益財団法人聖バルナバ病院(こうえきざいだんほうじんせいバルナバびょういん)は、大阪府大阪市天王寺区にある病院である。病院名はキリスト教聖バルナバにちなんでおり、日本聖公会最古の病院でもある。

古くから産婦人科や小児科など母子の医療に力を入れており、年間の分娩数は1,000件を超える。

wikipediaより引用

各線鶴橋駅、近鉄大阪上本町駅、地下鉄谷町九丁目駅が最寄り駅。
歴史の古い名門施設として、大阪では有名なようです。

診察を受けての感想

こちらも実際に診察に伺いました。
5階建の大きな施設で、1階にはチャペルもあり、厳かな雰囲気。
スタッフさんがたくさんいらっしゃり、技師さん、お医者さん、助産師さん、薬剤師さん…と皆さんそれぞれ細やかに話を聞いてくださいました。

4Dエコー撮影後、DVDに焼いて持ち帰らせてくれます。(音声が入っていないので家で観ると若干シュールではある…)
赤子は撮影中終始お顔を隠していたので顔立ちはわかりませんでしたが、技師さんがタイミングをずらして何度も顔を写そうと試みてくださったのがありがたかったです。

通常であれば実地でマザークラスを受講しなければいけませんが、コロナ禍のため現在は受講内容のDVD貸出にて対応。

コロナ対策として面会は不可ですが、立ち会いは一名まではOK。

総合病院に比べアットホームでサービス面が充実している印象でした。

産院として選ぶ際のメリット、デメリット

NICU? 立ち会い?
現在、両院ともに分娩予約中

どちらの病院でも実際に診察を受けてみて、雰囲気/スタッフさんらの技術/設備など、諸々高い水準にあると感じました。
それを踏まえ、私個人の希望条件に照らして検討すると、結局のところは以下のどちらをとるかかなと。

高齢初産なので、NICUもあり産婦人科以外の各科との連携もスムーズな総合病院がいい。費用も安く抑えたい

→日赤!

多少費用が高くついても、とにかく夫に立ち会ってほしい

→バルナバ!

最後は「NICU」か「立ち会い」のどちらをとるかで悩むことに。

無痛(和痛)分娩もすごくすごく魅力的なのでまだ迷うところではありますが、バルナバにて「自然分娩の痛みが10とすると、和痛で8くらいまでは抑えられる」という説明を受け、「8…かぁ……」と。個人差あるでしょうが…
「なんとか自然分娩で頑張ってみようかな」と今は思っています。

現時点ではどちらの病院にも分娩予約をとっている状態です。
(未だ決めかねているということを説明し、病院側の了承も得ています。こんな優柔不断を受け入れてくださってありがたい!)

私の場合は夫が立ち会いを強く希望しているので、結果的にはバルナバに落ち着きそう。

まとめ:口コミに翻弄されない。情報に溺れない

今回、実際に足を運んでみて感じたのは、
「どちらも綺麗で雰囲気もいいし、口コミを見て心配していたようなことはおそらくなさそうだな」ということ。

産院を選ぶにあたって、
googleマップの口コミをはじめ、「caloo」などの病院口コミサイト、「ママリ」「ウィメンズパーク」などの妊娠出産系コミュニティサイト、etc……
たくさんの口コミをしらみつぶしに見まくりましたが、かなり辛辣な意見もちらほら。

もちろんデマではないだろうし、本当におかしな対応を受けた方もいらっしゃるのだろうと思います。
「もしこんな内情なのならお世話になりたくない…けどどの産院の口コミを見ても必ず悪い意見がある…」ということで不安もありましたが、やはり自分で受診して体感してみないとわからないことが多いなぁと。
自身と病院スタッフさんらとの相性もあるでしょうし。
(まだそれぞれ一度受診したのみなので、今後色々印象が変わってくるかもしれませんが)

とにかく私は「一生に一度あるかないかの出産で、絶対に嫌な思いはしたくない…!!!」という思いが強すぎて情報を集めに集めた結果、混乱し迷走しまくってしまったので、口コミはありがたく参考にさせていただきつつも、流されすぎないことが肝要だなと改めて認識しました。

コロナで世界全体が落ち着かない中、妊娠出産にあたりどこで産むのか迷われる方も多いかと思いますが、どうか皆様ご無事で安心できるお産となりますように。

以上です、お読みくださりありがとうございました!

〈おわり〉