こんにちは。
本が好きです。
小説、ビジネス本、自己啓発系など、ジャンル問わず何でも読みますが
ダントツで好きなのは、マンガです。
マンガのジャンルも雑食。(あまりに胸糞悪いやつと、意味のない過剰なエロは苦手)
毎日何かしらの作品を読んでは、泣いたり滾ったり悶絶したりしています。
今後定期的に、読んだ中で特に心に残った本をメモしていきたいなぁ。
今日は、自分が紙媒体で購入するに至った個人的名作マンガについてまとめます。
※「紙で購入に至った〜」と言うと何だか偉そうではありますが…
私の場合、マンガは電子書籍やコミックレンタルという形で読むことが多く。
アプリの無料公開分やレンタルで読んだ上で
「ずっと手元に置いておきたい!布教もしたい!」
と心から思ったものだけを、紙で買うようにしています。
(電子書籍も好きですが、人に貸しづらいので)
つまるところ「自分が紙で買ったマンガはかなり厳選した末の一生もの」ということなのです。
個人的名作マンガ11選
※ジャンルも年代もごちゃまぜ。順番には特に意味はありません!
『青野くんに触りたいから死にたい』椎名うみ
付き合いだしてすぐに亡くなってしまった彼氏との、幽霊×人間のかわいいラブストーリー?と思いきや、ホラーやミステリーの要素やぞっとする描写もあり、めちゃくちゃに面白いです。
二人のやりとりに号泣してしまう。
絵がすごく上手い!という感じではないのですが、描かれ方がとっても丁寧で、キャラクターの表情だけで胸にくるものがあります。めっちゃくちゃに泣く。
コミックスの表紙の雰囲気も好きです。
次巻が楽しみ!
『宝石の国』市川春子
この作者さんの描かれる作品は、どれも美しく、静謐な雰囲気が漂っているように思います。
短編集の『虫と歌』『25時のバカンス』も持ってます。
『宝石の国』は、擬人(?)化された宝石たちがたたかうストーリーなのですが、だんだんと物語が核心に迫るにつれ、複雑味を増してきました。
とにかく、宝石たちが割れすぎてハラハラ。若干、歪んだフェチズムを感じます。
アニメ化もされ、そちらもとても美しかったのですが、原作のとにかく線の少ない絵が好きなのですよね…うっとり。
コミックスのカバーもキラキラしていて綺麗!お金かかってる!
『HUNTER×HUNTER』冨樫義博
何度も読み返しているのに、毎回ワクワクしながら読んでしまう。すごい作品です。
個人的には、蟻編が一番好き。号泣です。美しい。
現在連載中の王位継承選篇は、人物相関などものすごくややこしい×休載でお話の記憶がブツ切りになり把握しづらい…!
私が生きてるうちに完結してほしい。
どうぞ宜しくお願いいたします。
同作者さんの『レベルE』『幽☆遊☆白書』も大好き。
『鋼の錬金術師』荒川弘
圧巻の完成度。
巧みに練られたストーリーに、魅力的なキャラクター。
敵役もかっこいい、というのがずるい。全員かっこいいもん。
特に、おじいさんとおばあさんがかっこいい作品はもれなく名作だと思っています。
登場する女性のほとんどがしっかり自分の仕事を持って前線にいるところもいい。
このあたりは、もしかすると作者さんが女性ということもあるのかな?
守られっぱなしじゃなく、自分もしっかり戦っている、その姿勢がいい!
複雑なテーマとシナリオも、なぜかスッと入ってくる不思議。
作者さんの頭の良さと、それを作品に起こせる力量ったら。
作画も完成されている。安定感がすごい。巻末のおまけマンガも好き。
手のひら合わせちゃう。
『かわいいひと』斎藤けん
顔が怖くて避けられがちに生きてきたお花屋さんの青年と、大学のミスコンで優勝するほどかわいい大学生の女の子のお話。
とにかく、とにかくかわいいです。これしか出ない。本当に、ものすごくかわいい!
登場人物全員、なんの害もない。いい人しか出ない!
本当に「かわいい二人を眺めさせてくれてありがとう…!!これからもずっと幸せにね!」という感想のみ。浄化されます。
安心感を持って読めるし紹介できる、ほっこり素敵なストーリーです。
作者さんもやさしい方なんだろうなー。
読みながらニコニコしてしまう。
もう、早く結婚したらいいのに〜!!
『彼方のアストラ』篠原健太
第1話を読んだ限りでは「ほ〜宇宙モノかぁ〜なるほど〜〜」という感想でしたが、
どんどん想像を超えてくる怒涛の展開に、息つく間もなく、ページを繰る手が止まらない。
全5巻というのも、ちょうどいい。読み終わった後の満足感たるや。
同作者さんの前作『SCKET DANCE』とは全く違うジャンルなのに、構成の巧さ、ギャグセンスなど、共通する部分も多く見られてなんだかうれしいです。
素敵な仲間、っていくつになっても憧れる…!
『ブラック・ジャック』手塚治虫
言わずと知れた巨匠、手塚治虫先生の作品群の中でも一番好きなのが『ブラック・ジャック』です。
親が買い集めたものが家にあり、小さな頃から読んでいました。
がめつい天才外科医、かっこよすぎやろ…そしてピノコがかわいすぎ。
いつ読んでも古さを感じないストーリーも絵柄も素晴らしい。
人知れずえげつない経験と努力をしてきた苦労人としての背景があるからこそ、ブラックジャックは魅力的なのですな…
丘の上の家で、ピノコと二人、ボンカレーを食べてなんだかんだ幸せに暮らしてほしい。
『こどものおもちゃ』小花美穂
懐かしい。
少女漫画雑誌『りぼん』連載時にどハマり。
とにかくめちゃくちゃに明るい主人公紗南ちゃんと、その周りの個性的な登場人物、みんな好きでした!
ローティーン向きの少女漫画としてはかなり深くダークな内容でもあり、当時けっこうなダメージを心に負いながらも、ずっと読み続けていました。
いい大人の年齢になってから読み返すとまた違った発見があったりして、すごくよかった!
紗南ちゃんには昔からいっぱい元気をもらってきたんだなぁ、としみじみ。
『天使なんかじゃない』矢沢あい
マミリン、優勝。それに尽きる。(個人の意見です)
おしゃれで自由な校風の学園を舞台に、個性豊かな生徒会メンバーを中心に繰り広げられるストーリーは、当時の女子たちには本当にたまらなかった。
「愛蔵版」が刊行されたので、懐かしくてそちらを購入しました。
今読んでも爽やかで、憧れる。
全員特攻服での運動会がめちゃくちゃ好きです。
その後のマミリンが最高にかわいくてかわいくて…優勝や……!!
完全版を購入したのですが、巻末の各著名人の寄稿もいい。
BUMP OF CHICKEN 藤原基央さんの感想が特に好き!同感すぎる。
『暗殺教室』松井優征
先生が、殺せない!
ストーリーもすごく練られていて、みんな大好き「伏線」の張られ方もえげつない。
そして小ネタや風刺ネタの量がものすごい。作者さんどんだけ頭いいのか…
登場人物も多いですが、個性付けや書き分けもお見事。
殺せんせーに、私も教わりたい!
同作者さんの『魔人探偵脳噛ネウロ』も好き。
『ここは今から倫理です』雨瀬シオリ
高校の倫理教師、高柳先生とその生徒たちとの交流が描かれた作品。
先生は、なんだか少し湿った感じの暗い雰囲気をまとうイケメン。
(2020年現時点での作中では特に触れられていませんが、なんか地味にガタイもいいのはなぜ…)
「倫理」という教科は私の通った学校にはありませんでしたが、めちゃくちゃ興味深い。
ちゃんとした先生のもとで学びたいです。(と思うのは、いい歳になったからなのかなぁ。当時の年齢なら、ぼんやりと聞き流してしまうかもしれません…)
倫理同様、「コレ!」という明確な答えのない、人との関わりに付随する様々な問題について、色々と考えさせられます。
優しくて誠実なだけじゃ、ダメなのかなぁ。
まとめ:マンガが大好き!!
以上、私が特に好きなマンガ11作でした!全部いい…
他にも大好きなマンガはたくさんあるので、また別の機会にご紹介できたらと思います。
あー楽しい!!
以上です、読んでくださりありがとうございました!
〈おわり〉